熊本県合志市 | 小児科『まつもとこどもクリニック』 |食物アレルギー/アトピー性皮膚炎/発達障害 etc

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    食物アレルギーイメージ

    食物アレルギーとは、食物を摂取した時に免疫機序(アレルギー)を介して不利益な症状がでる場合と定義されています。

    アレルギー体質の人では特定のタンパク質にIgE抗体をつくりやすい免疫傾向があり、摂取した食物とこれらのIgE抗体を介して症状が起こるとされています。 多くは食物を摂取してすぐから2時間程度でみられる即時型反応を示しますが、やや遅れて症状がでるケースもあります。

    ※食物中の毒性物質で起こる症状は、食中毒として区別します。

赤ちゃんの10人に1人が『食物アレルギー』といわれています。放っておくと長引いたり、悪化したりするので注意が必要です。

主な症状

  • 皮膚の症状

    カサカサ・カユカユ・ぽつぽつ

  • 目の症状

    目が赤い・目がかゆい・まぶたがはれる

  • 呼吸器の症状

    ゼイゼイ・激しい咳・鼻水・鼻づまり・くしゃみ

  • 消化器の症状

    おなかが痛い・下痢・嘔吐

食物アレルギーの治療はどうするのでしょう?

  • 治療の基本は原因食物の除去です。

    治療の基本は原因食物の除去です。

    ただし、現在では、原因食物の除去は 「必要最低限」 にするというのが、アレルギー専門医のコンセンサスになっています。

    IgE RAST高値のもの除去するような過剰な除去ではなく、本当の原因食物を除去試験や負荷試験などで絞り込んで、それのみを除去することが求められます。

    また、どのくらいのアレルゲンを摂取したときにアレルギー反応が出現するかで除去の程度で変わります。

除去食以外の治療法は?

  • (1)インタールの食前服用

    食事の15-30分前に抗アレルギー剤のインタールを飲んで、消化管の中をインタールでコーティングして、食物アレルゲンが入ってくるのを少し抑える効果があります。
    しかし、あくまで補助的な治療法です。多くを望めるものではありません。

  • (2)経口減感作療法(経口免疫療法)

    食物アレルゲンを、アレルギー反応を引き起こさない程度の極微量食べさせ、次第に次第に量を増やしていき、最終的には日常生活で困らない量まで増やし、寛解させる方法です。
    この治療法は、現在のところ学会の中でも治療のやり方を模索中で、施設ごとにやり方が微妙に異なります。

    時にアナフィラキシーを起こすことがあり、熟練した専門医の指導の下で行う必要があります。
    一般的に3歳になっても食物アレルギーがみられる卵アレルギー、ミルクアレルギーの方が対象です。
    私も2002年からミルクアレルギーの方に試みております。ミルクアレルギーでは寛解率は75%くらいです。
    熊本県内では当院や国立病院機構熊本医療センターで行っています。

食物アレルギー治療で大事なこと

  • (1)正しい診断を受けること

    単に食物抗原に対する特異的IgE抗体が高いというのは診断根拠にはなりません!
    「食物抗原を摂取して1時間以内に出現する即時型反応を起こす。」または「摂取後2-3日以内に皮疹が悪化する。」ということが、繰り返し起こることが必要です。
    食物除去試験や食物負荷試験も非常に大切です。

  • (2)できる限り最小限の食事制限

    食物アレルギーでは除去食が基本ですが、可能な限りその制限は最小限に抑える必要があります。

    正しい診断に基づく、最小限の食事制限が必要です。

  • (3)皮膚バリア機能を改善するスキンケアの徹底

    最も大切なものは、「皮膚バリア機能を改善するスキンケアを徹底して行うことにより、新たな皮膚感作を起こさなくすること」です。

受付時間 水曜日午後・日曜日/祝日は休診です。

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